よろずやたきの会の目的
よろずやたきの会は、あらゆる子どもから成人が、安心安全に暮らせる環境を築くため、「大人が変わり、社会を変える」をキーワードに、すべての人が分け隔てなく、それそれのニーズに応じて共に育ち、学び、生活できるという理念や環境設定の実現を目指します。

よろずやたきの会 運営の心得
和のこころ、真の豊かな社会を求めて

『和』のこころとは、調和の心です。現代社会では多様性や個人主義が重視される傾向があり、それも大切なことですが、そういった互いの違いを理解し、認め、尊重する。それによって生まれる調和を大切にしています。
現代社会は高度経済成長以来、仕事や学業に対する「結果」が重視されてきました。しかし結果ばかりを重視するあまり、社会は互いに余裕がなくなり、経済的にも、環境的にも、心の面でも、子どもたちが安心安全かつ健全に育つ場が損なわれ、和のこころが失われてきているように思います。
子どもたちは家庭で育ち、地域で育ち、そして学校で育ちます。
しかしその中には互いを尊重し認め合うゆとりがなく、真の満たされるコミュニケーションは減少しつつあります。
子どもは、大人を実演する名優です。我々大人が作っている「社会」が、在り方や関わり方を変えれば、子どもたちも変わります。
「障害」とは、この現代の社会を生きる上での障害です。その人自身の成長はもとより、まずは社会が成長し変わっていかなければなりません。
あらゆる子どもたちが認められ、主体的に、健全に育つ、真の豊かな社会を作り上げていくために、地域福祉活動を通じて「和のこころ」を具現化し、子どもたちの明るい未来へと繋げていきたいと思います。
私たちは、子どもから成人、そして保護者の皆さんが、安心安全そして明るく元気に暮らせる環境を創造するため、行政・企業・市民が一体となって横断的に福祉活動を担うために、特定非営利活動法人 よろずやたきの会 を運営します。